Excelの関数内(IFやVLOOKUP等々)であいまい検索をしたい場合は、「*」アスタリスクや、 「?」クエスチョンマークのワイルドカードを使います。
あいまいな部分の文字数が決まっていない場合は「*」アスタリスクを使い、 文字数が決まっている場合は「?」クエスチョンマークを使います。 「?」1つで1文字分です。
ワイルドカードであいまい検索
下の住所テーブルからCOUNTIF関数を使って特定データの件数を取得します。
住所 |
---|
東京都品川区 |
東京都荒川区 |
大阪府大阪市 |
大阪府堺市 |
★ 「東京都」で始まるデーターの件数をカウントする場合は、 次のようなCOUNTIF文となります。
COUNTIF(データ範囲,"東京都*")
★ 「市」で終わるデータの件数をカウントする場合は、 次のようなCOUNTIF文となります。
COUNTIF(データ範囲,"*市")
「*」と「?」の具体例
あいまい検索をする場合、通常は「*」アスタリスクを使うことが多いと思いますが、
「*」アスタリスクと「?」クエスチョンマークの具体例を紹介します。
パターン | あてはまる例 |
---|---|
*大 | 広大、偉大 |
大* | 大学、大雑把 |
*大* | 壮大な土地、誇大広告 |
?大 | 東大、甚大 |
大? | 大人、大型 |
大?? | 大往生 |
?大? | 右大臣、巨大魚 |