JavaScriptで配列のループ方法は、for文、while文、forEach()、map()など いろいろな方法があります。
ここでは、その中の1つ「for of」を使った配列のループ方法を紹介します。
「for of」の構文
for(変数 of 反復可能なオブジェクト){
処理
}
「for of」を配列のループで使用する場合は、次のように記述します。
for(変数 of 配列){
処理
}
変数には値が入ります。
「for in」を使った場合は変数にインデックスが格納されますが、 「for of」の場合は変数に値が格納されます。
「for of」のサンプルコード
「for of」で配列のループ処理を行う場合は、次のように記述します。
var arr = ["a", "b", "c", "d", "e"];
var value = "";
for (value of arr){
console.log(value);
}
// 実行結果
a
b
c
d
e
「for of」の注意点
「for of」はES2015で追加されました。
ですから、古いブラウザでは動作しない可能性があります。
その場合は、代わりとしてforEach() などの方法を選択してください。
まとめ
・JavaScript では、配列ループ手法の1つとして「for of」があります。
・変数部分には「値」が格納されます。
・「for of」はES2015から導入された方法です。